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2022/05/20 18:17
Supremeとは【ジェームス・ジェビア】が1994年にニューヨークはマンハッタンのラファイエット通りに設立したスケーターブランドです。
その始まりは面白く、設立当初Supremeを宣伝するために【カルバン・クライン】のモノクロ広告にSupremeロゴのステッカーを貼るという前代未聞のプロモーションを行なったという話があります。
もちろんプロモーション直後に【カルバン・クライン】から抗議を受けましたが、その代わり一気に知名度を上げることに成功しました。
また初期のスタッフであるPOOKYという人がプロモーションのためにジェームス・ジェビアから渡された一万枚のステッカーをニューヨークの街中に貼り付けまくり、それがニューヨークタイムズで特集されたなんていう有名な逸話もあります。
それだけに留まらず世間を騒がせることが多いSupremeは他にも、ルイヴィトン・NCAA・NHL・などのデザインを真似したアイテムをリリースしては抗議を受けています。
また、あの有名なSupremeのボックスロゴには元ネタがあり、それがアメリカの女性アーティストの【バーバラ・クルーガー】の有名な作品であるフランスの哲学者【ルネ・デカルト】の名言「I think therefore i am-我思う、ゆえに我あり」のパロディーアート「I shop therefore i am-我買う、ゆえに我あり」
そんなSupremeといえばもう1つ有名なのがインパクトのある広告イメージが多く起用されているということです。【マイク・タイソン】【レディー・ガガ】【カニエ・ウェスト】【ジャスティン・ビーバー】【ネイマール】などなど様々な界隈の著名人たちを広告にすることでブランディングを図っていきました。
ここ日本でも初めの頃は「コカ・コーラのロゴをパクったロゴ?」「洗濯したら一発でダメになる貧弱なプリントのペロペロ素材のTシャツ」「読み方がわからない」
などと言われるほどのマイナーブランドでした。
そこで起用された人物が【窪塚洋介】さん。
当時インターネットがあまり普及していない中、主要な情報発信源だった男性向けストリートファッション雑誌で窪塚洋介さんを起用したSupreme特集がほぼ毎号掲載されることで日本で不動の地位を確立しました。